投資信託は「株式」「債券」「不動産投資信託(REIT)」等の資産に投資できる金融商品です。代表的な資産とされる「株式」「債券」「REIT」の3資産を、それぞれ「国内」と「海外」に分けると6種類になります。それに複数の資産を組み合わせる「バランス」を含めて、7種類が投資信託の主な種類となります。
株式
一般企業が投資家から資金を調達するために発行するものです。
特徴
01
株式に投資すると、企業の業績や景気が良かった場合、値上がり益が期待できます。
特徴
02
配当による収入や投資した企業の「株主優待」といった楽しみもあります。
特徴
03
株式は、預金・債券に比べ物価動向への反応が一般的に強く、インフレにも強い傾向があります。
債券
国や一般企業等が資金を調達するために発行するものです。
特徴
01
一般的には、償還までの間、定期的に利子が支払われます。
特徴
02
債券には満期があり、あらかじめ何年後に額面金額を返すかが決められています。
特徴
03
債券の安全性は、発行体にお金を返す力があるかにより決まります。
不動産投資信託(REIT)
投資家から集めた資金でオフィスやマンション等の不動産を購入し、運用する投資信託です。
特徴
01
REITの配当金は賃料収入等に基づいており、安定した配当が期待できます。
特徴
02
経済の状況がよかった場合、REITに組入れている不動産の価値や賃料収入が上昇することで、REIT価格の値上がり益にも期待できます。
特徴
03
配当の原資となる賃料は、物価の上昇にあわせて上昇する傾向があり、インフレに強い傾向があります。