作文コンクール 
くらしの文集

 

3年生の作品

3年生  中国新聞社賞

十三丁目の自ち会長さん

坪内小 三年 椋 田 彩 杏

 わたしは、宮原十三丁目に住んでいます。ここの自ち会長さんは、中岡さんです。
 中岡さんは、どんなに暑いときでも、どんなに寒いときでも、雨のときでも、いつも、ケガをしないように、わたしたちのことを見守ってくれます。そして、
「おはよう。行ってらっしゃい。」
と声をかけてくれます。わたしも、中岡さんに、
「行ってきます。」
と大きな声で元気よくこたえます。わたしがわすれものを思い出して、おそくなったときは、
「どうしたん。何かあったん。」
と心配そうに聞いてくれます。友だちが、先に行って一人になったときは、
「一人で、大じょうぶ。気をつけて行ってね。」
と声をかけてくれます。
 まい朝、中岡さんに会うと、え顔になって、元気になります。兄ちゃんとけんかしてかなしいことがあっても、一日がんばろうと思えてきます。
 朝、いつものように、学校に行こうとしたら、いつもの場所に中岡さんがいませんでした。わたしは、(あれ。中岡さんどうしたんだろう。)と思いました。
 つぎの日も、またそのつぎの日も、中岡さんは、いませんでした。
「どうしたんだろう。大じょうぶかな。」
と思いました。いよいよ心配になって、おばあちゃんに聞いたら、足をけがして、入いんしたから、朝いなかったということが分かりました。一年生のときから、まい朝、会っていたので、中岡さんがいない朝は、とてもさみしかったです。早く元気になって、早く中岡さんの
「おはよう。いってらっしゃい。」
が聞きたいと思いました。
 一ヶ月くらいたって、中岡さんがついにたいいんしました。そして、またいつものように、
「おはよう。いってらっしゃい。」
を言ってくれました。わたしは、(本当に元気になって、よかったな。)と思いました。やっぱり中岡さんの声を聞くと元気が出ます。
 いつもの場所にいつものようにいてくれる中岡さん、いつまでも、元気で、これからもわたしを見守ってほしいです。でも、む理はしないでほしいです。
 わたしも、中岡さんのように、家族や友だちを元気づけられるような人になりたいです。

題名にまず、引きこまれました。
 (十三丁目の自ち会長さんって、どんな人だろう。)と読み進めると、むく田さんとの会話文から、中岡さんが、みなさんのことをとても大切に思ってくださっていることがよく分かります。
 そんな中岡さんがいないときのさみしさ、心細さと、またいつものようにあいさつが聞けた時の安心した気持ちを、「おはよう。いってらっしゃい。」の言葉を上手にくり返して表現しています。
 これからも周りの家族や友達だけでなく、自分たちを支えて見守ってくださる方たちを大切にして、大きな声であいさつをしていってください。

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