2年生 特選
大よろこびのキュウリ
横路小 二年 立 花 倫太郎
「やったあ。」
きょうはやさいのなえうえです。みんなうれしそうでした。ぼくは、大すきなキュウリのなえにしました。土のところのカバーをとろうとすると、
「ボロッ。」
と土がくずれる音がしました。こわくなっていったんおくと、友だちがかわりにやってくれました。水をやると、なえがにっこりしているように見えました。
何日かたって、ぼくがいつものように水やりに行くと、花が一つさいていました。黄色くて、ほしみたいな形の花でした。(こんな花だったんだ。)と思ってうれしくなりました。しばらくして、花のうしろに、みどり色の小さいバナナみたいなかたちのものができました。キュウリみたいにまがってとげがついていたので、キュウリのみだとわかりました。ぼくはうれしくて、(いつもってかえれるかな。)とたのしみにしていました。そしてまた何日かすると、太くて長くてまがったキュウリになりました。先生が、もうしゅうかくしていいと言ったので、ぼくは、はさみをもってきて、くきをきりました。
「チョキン。」
といい音がしました。
家にかえって、おかあさんに
「キュウリしゅうかくしたよ。」
と言ったらおかあさんが、
「やったあ。」
と大よろこびでした。夜ごはんの時間になったら、みんなが、
「りんちゃんのキュウリおいしい。」
と言って、あっという間にキュウリのあさづけがなくなってしまいました。
ぼくはうれしくてうれしくて、ぼくのキュウリは、みんなをえがおにしてくれる、大よろこびのキュウリだと思いました。
ひょう
キュウリを育て収穫し食べるまでの喜びが伝わってくる作品です。
題名の「大よろこびのキュウリ」から誰が大よろこびなのだろうと興味を引かれました。苗を植えることに喜ぶ立花さん、収穫したキュウリを喜ぶお母さん、キュウリのおいしさに喜ぶ家族。いろんな人が喜んでいる姿が思い浮かびました。特に、水をあげたときに「なえがにっこりしているように見えた。」という表現からは、キュウリも立花さんに育ててもらえて喜んでいるように思いました。
読み手である私も、立花さんの育てたキュウリをいつか食べてみたいです。








