作文コンクール 
くらしの文集

 

2年生の作品

2年生  特選

タロウピカピカ大作せん

昭和西小 二年 磯 部 竜 玖

 土よう日に、お父さんといっしょにタロウをあらいました。タロウは、ぼくが生まれる前からうちにいるカメです。
 はじめに、二人でタロウを水そうから出しました。にげないように、石のかこいの中に入れました。
 いよいよ、タロウをあらいます。足やしっぽをさわるとぶよぶよして、気もちわるかったです。足のつめがながいから、ひっかかれたらどうしようかと思っていると、
「こうらをもったらこわくないよ。」
と、お父さんが教えてくれました。
 ぼくは、シューズあらいをするときみたいに、力を入れてこうらをごしごしこすりました。すると、ワカメみたいにぬるぬるしていたみどり色のよごれがとれて、ぴかぴかになりました。六角形のもようもはっきり見えてきました。はじめは、にげようとして、つめで地めんをジャリジャリひっかいていたタロウが、だんだんおとなしくなってきました。
 ぼくは、
「気もちいい。」
と聞きながら、おなかもこすってやりました。タロウは、気もちよさそうに目をつぶってじっとしていました。しっぽはこうらの中にぜんぶ入れていて、ねむそうでした。しあげに水をかけると、びっくりしたように首をちょっとちぢめました。
 ぼくがタロウをあらっているあいだに、お父さんが水をかえていました。きれいになった水そうに、そっとタロウを入れてやりました。タロウは、ぼくの方をむいて水そうのかべを前足でひっかいて、
「えさをちょうだい。」
と言うようにおねがいのポーズをしたので、えさをあげると、あっというまにたべてしまいました。おなかがすいていたんだね、タロウ。またあらってあげるからなが生きしてね。

                         
ひょう

最初は、少し恐くて足やしっぽを触ると、ぶよぶよしていて気持ち悪かった「タロウ」。
 力を入れてごしごしこすって洗うとみどり色の汚れがとれてぴかぴかになっていく様子が、表現豊かに書かれており、磯部君の奮闘している姿が見えるような作品になっています。
 恐る恐る触ったり「気持ちいい。」と声かけをしたりしながら、「タロウ」とコミュニケーションをとり、段々と仲良くなっていく様子が伝わってくる、ほのぼのとした作品です。

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