作文コンクール 
くらしの文集

 

2年生の作品

2年生  特選

びっくりカレイ

明立小 二年 佐名木   光

「まだかなあ。」
ぼくは、つりざおの先をじっと見つめて、うごくのをまっていました。ぼくとお父さんはつりが大すきで、お休みの日によくつりに行きます。
 まず、さおのじゅんびをして、はりの先に青虫をつけます。青虫があばれるから、口の中にはりを通すのがとてもむずかしいです。やっとエサをつけたら、足元に糸をたらします。手元のきかいをカチャッと前にたおすと、糸がスルスルと海の中におちていきます。あとは、魚がくいつくのをじっとまつのです。
 プルプルプル
「きたっ。」
 つりざおの先がうごきました。でもまだあん心できません。魚がくいついたのか、エサを口でさわっているだけなのか、わからないからです。
「よしっ。」
 つりざおのもつところをきゅっとわきにしめて、魚がくいついたのをたしかめました。ところが、つり上げようとすると、さおがしなってうごかなくなりました。(しまった。ねがかりだ。)ぼくは、お父さんをよんでなおしてもらうことにしました。糸をまいていたお父さんが、
「おおっ。すごい、やったぞ見てみんさい。」
と大きなこえで、ぼくに言いました。お父さんの目線の先を見てみると、カレイがはねていました。ぼくのこぶし五つ分のものです。
「カレイのしかけじゃあないのに、こんな大ものカレイがつれるとは、おどろきじゃ。」
と、お父さんが言いました。ぼくもびっくりしました。
 家に帰って、ぼくがつったカレイをお母さんに、につけにしてもらいました。おいしくてみんなえがおになりました。
 つぎは、もっと大ものをつってみせるぞ。

ひょう

青虫や釣り糸の準備をし、「まだかなあ。」と、魚が食いつくのをじっと待っている様子を読んでいくと、佐名木くんの釣りが大好きな気持ちが伝わってきます。
 そして、(しまった。ねがかりだ。)と、佐名木くんが残念がったところから、大物の「びっくりカレイ」が釣れるまでの様子が、お父さんの会話文も交えながら詳しく書かれていて、読み手が一緒に喜ぶような臨場感を味わうことができました。
 これから、佐名木くんが釣りをする中で、どんな「びっくり」に出会うのか、とても楽しみです。

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